新撰組と神の護り手伝説
『うっわああああああああ』



すんでの所で尻餅をつき避けると牙をガチンと噛み合わせる音が頭上で聞こえた。


お腹空いてるのはわかった。



人肉はお腹壊すよおおおおおお!
知ってた?雑食系の動物はお肉美味しくないらしいよ?
くさみたっぷりだよ?



というか尻餅ついちゃったし、なんかすっごい動きは速いし次の一撃を避けららない。


『くっ…。』


歯を食いしばり目を瞑った。









…。


あれ?

僕の体宙に浮いてる?

沖「大丈夫ですか?!怪我は?」


沖田が力で操った木のつるで僕の体を持ち上げた様だ。そのまま餓鬼から離れた所にそっとおかれる。

刀も一緒だ。


『怪我はない。ありがとう沖田。』


同じ様に山崎ともう一人の被害者も運ばれてきて寝かせられていた。


あと斎藤も沖田も離れたここにいるが


あれ、土方は?




あれ?
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