新撰組と神の護り手伝説
沖「…ゲホッゲホッ…。あなた誰ですか…。」
質問には答えず治療のために沖田に近づくと刀を首の横に当てられた。
沖「答えなさい。斬りますよ。」
はあ。
『少なくとも今のお前にやられるほど僕は弱くない。』
沖田は悔しそうに刀を下ろした。
沖「…それとさっき…もう少しで私はあいつ倒せました。邪魔しないでくださ…ゲホッゲホッ‼︎‼︎」
『嘘つけ。もう喋るな。』
沖田の首すじに手を当て力を流し込み治療するが、このままでは時間がいくらあっても足りない。それだけ重症だった。
(菊宗…どうしよう。)
困った時の神頼み。