新撰組と神の護り手伝説
『あいつら元気かな…。』
ポツンと呟き布団に顔を埋めた。すると、
『うぐっっっっっっっっっ!』
誰かが布団越しに背中に飛びつき抱きついてきた。
なんだこりゃ暑苦しい!
抱きついてきた謎の人物を振り返って見ると、意外すぎる人物だった。
『…那津?』
那「吹悠が労咳になってしまって一人苦しんで泣いていると坂本達に聞いて、いても経っても居られず抱きついてしまいました!吹悠、今は少し落ち着いているようですね。良かった…。」
は?
那「未来に返さなきゃいけないから優しくしたら別れるのが辛くなると思って、素っ気なくしてんですけど、我慢の限界です‼︎」
はぁ?
那「辛かったでしょう…労咳は死病です。でも未来に帰ればきっと治せるのでしょう?だから早く帰って…ああああでもやっぱダメ。吹悠は俺の姉ちゃん帰らせたくないいいいい。」
お前、そんなキャラだったか?!!!