新撰組と神の護り手伝説
悪い奴を懲らしめているこの犯人は、目撃者がチラッと見たという狐の面からこう親しみを込めて呼ばれ始めている。
狐面鷹(こめんたか)
鷹のように狙った獲物は外さず、刃物を向けた相手を急所に一突きでやってしまう犯人。
『…まるで必殺仕◯人だよね。』
平成で中々好きだった時代劇を思い出しふっと笑い次の団子に手を伸ばそうとすると、
?「アキちゃん、今仕事中だよ?」
いつの間にかピクピクと眉間に皺を寄せ団子屋の店長が仁王立ちをしていた。
『あっ、いや、その、これはですね…あは…。』
店長「今すぐ仕事に戻れえええええ‼︎」
外にいた鳥達があまりの大声に飛び立っていった。