新撰組と神の護り手伝説
時間もないので家を出てすぐ職権濫用。
長州のお屋敷に行って一番速い馬を借りました。もちろんこの時、那津の名前も借りた。まあ僕が男の格好すれば那津にしか見えないからね。(身長が那津より小さくて若干怪しまれたけど気にしない。)
そして4日かかってようやく江戸に着き、
3日で江戸の用事は終わりました。
内、フランスの人とのお喋りは2日かかったので幕府の人達とのお喋りは1日だけです。
うわ…行きにかかった時間より少ないとか幕府脆すぎだろ。
いや脆いというか…
僕が顔見せただけでどの幕府のお偉いさんも震えていたのは気のせいかな?
那津…。
君が何をしたら幕府の人達はあんな風に怯えるのかな?
怖がってるから笑顔でお喋りしたのにさらに怖がられたし。
まあ、僕がお話した事も脅しに限りなく近い内容だったし、最後は秒速何回首を振るのかという感じで"快諾"してくれたから戊辰戦争は起こらないだろう。
長州討伐とか良からぬ事も企んでいたようだし、その芽も潰しておいた。
これ、僕じゃなくても那津が本気になれば未然に防げるよね?
あ、そうか。
戦いになれば那津は幕府をコテンパに出来るからそんなに防ぐ事もないのか。