新撰組と神の護り手伝説
容「…‼︎」
長く雨が降っていなかったのにそれが嘘かのように天からは次々と水が落ち、ヒビ割れた地面に吸い込まれていくのが、城からも見えた。
『容保公。これは前払いだ。この提案を飲んでくれるならまた明日と明後日は雨を降らせよう。』
容「喜んで!」
よし!これで会津でやる事は後雨を降らせるだけだな!
容「後…一つお願いしてもいいでしょうか?」
容保公が申し訳なさそうにそう言いだした。
『なんだ?』
容「あの……モフモフさせて下さい!」
ん?
ん?
さっきからソワソワしてたのってそういう事か?
『モフモフ?』
容「ありがとうございます!」
いや、OK出してないよ?ほら、そこモフモフしない!やめろ!
容「猫さん猫さん猫さん猫さん」
解放されるまでにしばらく時間がかかったのは言うまでもない。