恋に一番近くて遠い君
「よかった!よかったね、美海!」



「うん!天良のおかげだよ!」



「ううん、美海が頑張ったからだよ。よく頑張ったね。」



「天良ぁ〜。」



「もう美海ったらまだ子供ね。ほら飛行機に乗り遅れちゃう!帰ろうか、私たちの地元に。」



「うん!」




それから無事飛行機に乗ってみんな家に帰ることができた。


ほんとにあっという間だったけどとても充実した修学旅行だった。



いい思い出が出来たのも陸玖、天良、陽生君のおかげ。本当に私は幸せ者だ。


たくさんの思い出を胸に私は自分の家のドアを思いっきり開けて、


「ただいま!」


と、大きな声で言った━━━━


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