恋に一番近くて遠い君

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翌日､いつも通り3人で登校する｡
昇降口に着いて自分の靴を履き替えようと靴箱を開けると


あれ.....？なにこれ？


自分のスリッパの上に1枚の白い封筒があった｡


｢は...たし...状？｣


その白い封筒には大きく“果たし状”と黒く書かれた文字


どうして私の靴箱に？
私なにかしたっけ？

最近の記憶を思い返しても誰かを怒らせたような経験はない｡
むしろほとんど天良か陸玖としかいなかったような｡


うーん...知らない間に誰かを怒らせちゃったかな？


｢美海ー？教室行くよー？｣


天良と陸玖がもう廊下の方にいた｡


｢ごめん！今行く！｣


靴を履き替え白い封筒をカバンの中に無造作に入れて天良たちと教室に向かった｡


気にしてても仕方ないか...｡後で読もうかな｡