いちごみるく
大野さんが帰ってしまってから

私目当ての客は来なかった。

「さくら!12番の客ヘルプいけ」

店長からの指示。

「わかりましたー」

化粧を直して12番の席へ向かう

「こんばんわ〜!ヘルプのさくらです」

そう笑顔で言ったときだった。

「さく、、ら、、?」
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