真っ赤なりんご

そう…まひろがいなければ…翔はわたしに…


まひろ……

ショックで私の精神状態は、変になっていた。

「今日は、もう寝よう。」

まひろが目の前に立っている。

私の片手にはナイフがある……

私はすぐにこれが夢だとわかった。

「夢の中なら、いくら殺しても……」

目の前のまひろを刺して私は

夢から覚めた。


翔と私のりんごはまだ薄い赤ー…

「あぁ…いい夢だった……」


歯磨きをしたがら、見る鏡の私は、
目の下にクマがあって、不気味に笑っている。

「きょうは、とりあえず学校に行こ…」

学校に行くと、まひろの姿がなかった。

< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop