真っ赤なりんご
そう…まひろがいなければ…翔はわたしに…
まひろ……
ショックで私の精神状態は、変になっていた。
「今日は、もう寝よう。」
まひろが目の前に立っている。
私の片手にはナイフがある……
私はすぐにこれが夢だとわかった。
「夢の中なら、いくら殺しても……」
目の前のまひろを刺して私は
夢から覚めた。
翔と私のりんごはまだ薄い赤ー…
「あぁ…いい夢だった……」
歯磨きをしたがら、見る鏡の私は、
目の下にクマがあって、不気味に笑っている。
「きょうは、とりあえず学校に行こ…」
学校に行くと、まひろの姿がなかった。