MANAseason1
第四章 裏切り
正斗がいない…
信一たちは正斗が居なくなってから集まることはなかった
正斗がいないあいだ信一はいつもつまらなそーな顔をしていた

龍樹は剛とつるんでいる

翔輝と優人は三年の不良とつるんでいる

花菜と華蓮は学校には一度も顔をださなかった

ある日信一の携帯に一件の電話が来た
画面には正斗とかいてあった
「なんだ正斗か…ん!正斗!!」
「もしもし正斗か?!」
「おう信一元気だったか」
「元気だったかじゃねーよお前何処にいた?」
「ん?あー施設だよ」
「はぁ?施設にいたなかよ?」
「そーだよ」
「てか今どこだよ」
「うちだけだど?」
「待ってろ今から行くわ!」
「おう!」

信一は龍樹達を呼んで正斗のうちにかけつけた
「お?みんなー久しぶりー」
「お帰りこれ帰ってきたお祝い」
そう言って龍樹はビールを渡した
「お、おうありがとな!」
「やっと帰ってきたかおい!正斗てめぇ春樹に2万返せよ」
そう言ったのは優人だった
春樹は中学3年のヤンキーだ
「はぁ?2万?」
「てめぇが春樹に借りたい金だ」
「はぁ?そんな借りてねーよかりたのは100円」
「返すのが遅いんだよだから増えたんだボケ」
「てめぇ今は言わなくてもいいだろ?てかおかしいだろどー増えたら100円が2万になんだこらぁ?」信一がキレて優人の胸ぐらをつかんでそう言った
「あぁ?関係ねーよ俺とうてめぇらとつるむつもりねーから」
そう言うと優人と翔輝は正斗のうちを出ていった
「なんだあいつ!」
剛そう言ってテーブルを蹴った。
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