僕の大切なひと

お兄ちゃん

お兄ちゃんが僕を見つけてくれたの。


僕は持っていた 空気の抜けたサッカーボールを放して


お兄ちゃんに泣きついた。


その時お兄ちゃんは言ってくれたんだ。


『もう大丈夫だよ。』って。


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