恋花-Koibana-

過去と言う枯れ葉



「いやぁ~やめて~・・・・・」






「はぁはぁはぁ・・・またか」

最近またあの夢を見るようになった。思い出したくもないこんな夢。

あいつはもう、あたしの近くにはいないのに。。もう会うはずはないのに・・・

何か嫌な予感がする。真っ黒いドロドロした闇があたしに近づいてきている






まさか、そんなはずがないッッ ぶるぶる鳥肌が立つ。あいつに見られているような感じがする。どうしょ~う。



 秀哉今帰ってきていないだろうな~

誰か助けて!!!



無意識に直樹に電話掛けていた。

「はい。もしもし。莉央どうした??」

「直樹。助けて~」

「はッ?今どこ??どうしたの?」

「いっま・・・家だょぉぉ~ヒック」

「おっおい。今から来るからどの辺??」

それからあたしは直樹に家のある場を教えた。10分後には直樹はあたしの家に来てくれた。

直樹が家に来てくれたとたんアイツの気配は消えた。。

何で?何でなの。。もう来ないって約束したのに!!もぅ嫌!!


あたしは直樹の前でおお泣きした。直樹は最初は戸惑っていたけど、少ししたら優しく抱きしめてくれた。


だけど、あたしは直樹の腕を振り解いた。ごめん直樹あなたは全然悪くないのに・・

男の人に触れたれるとアイツを思い出して体が拒絶反応を起こしてします。

あなたは一瞬ひどく悲しそうな顔をした。あたしは、またあなたを傷つけた。。


ごめん。ごめん。ごめん。ごめんなさい。何回謝ってもても足りない

もぅ、直樹に許してもらえないと思うけど・・・あなたにはあたしの暗い~闇の過去をちゃんというよね。。だから聞いて。聞いても引かないでね。。。。


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