片想い大作戦⭐️(完)
「‥‥‥‥北原菜愛です」
嫉妬でおかしくなりそうな心に必死に蓋をして、笑顔を浮かべる。
おかしくないかな?
私が無理してわらってること気づかれてない?
そんな心配は、必要なかったみたいで2人は私の挨拶を聞き終えると、私が来る前に話し込んでいた話題に戻っていった。
つまり、わたしにむけられる目はなくなったということで。
保健室の先生も何故かいなくて、そこには二人だけの空間があって‥‥‥‥‥‥
とても私が割り込めるような雰囲気じゃなかった。