もう一度あなたに恋をした。
その目は熱のせいか少しだけ涙目で、頬は火照ってて、色っぽい雰囲気を醸し出していた。
ちょっとだけムッとしてたその顔は、ゆっくりゆっくり立ち上がり…
高い身長は、今度は逆にあたしを見下ろす形になっていて。
じっと見つめると、少しだけ口角をつりあげて…
「…今度ガキ扱いすると…唇塞ぎますよ?」
とだけ言って、台所へ歩いていく。
「なっ………!」
い、いいい今何とーー?!!!