もう一度あなたに恋をした。




カーッと熱くなる顔を手で押さえる。
ドキドキを隠せない。




さっきまでめっちゃしんどそうにしてた人間のセリフか?!


それとも何?しんどそうなフリしてたとか?!



そんな思いは、フラフラよろめきながら歩く佐伯くんの背中を目にして呆気なく消沈した。





急にあんな事言われたら…
ドキドキ止まんないよ…



可愛く甘えたと思ったら、いきなり”男の顔”をして…








やっぱり佐伯くんは、読めない…



< 79 / 116 >

この作品をシェア

pagetop