もう一度あなたに恋をした。
「じ、時間があったら行くよ…」
…さっき暇っつったじゃん!
断り下手な自分自身を哀れむ。
そんなあたしの様子に気付いてか気付かずか、佐伯くんは少しの間を空けて
「…待ってます。」
とだけ言って、電話を切られた。
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その事を次の日の朝に雅に相談すれば、満面の笑みで「行ってあげなよ!」って言われて、それでもまだ迷っていると半ば強引にグラウンドまで連れて来られて、今に至るっていうわけだ。