うさぎと恋

突然の言葉に、頭がついていかない
キニイッタ??


私は澪ちゃんにぎゅーっと抱きしめられる

あ、いい匂い…じゃなかった!!



「あの、な、何をしてらっしゃる…??」

「え?抱きしめてるのよ、可愛いから」

「ひゃい!?」



可愛い、だと!?


というか…


「おい、澪。そろそろ離してやれよ…苦しそうだぞ?」


「えー、しょうがないわねぇー」


し、死ぬかと思った
意外と力がお強いんですね…


「えと、夜霧さんは「澪」…え?」


「タメなんだから澪でいいわよ。というか、私には敬語禁止」


ね?と笑いかけてくれる澪ちゃん


はぅぁっ!!眩しい!!
き、キラースマイルというやつですか。その笑顔で何人の男を落としてきたんですか…?


「おーい?聞いてる?」

「あ、はい!じゃあ…澪ちゃん、よろしくね?」


「ふふ、こちらこそよろしく、花」



な、なんだろうこれ
気恥ずかしくてムズムズする






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