闇の向こう側で~あなたの進む道~
将雅「なんでそんなに……」
「危険だったわ。
なにを考えているのか検討がつかないの」
将雅「それが……なにか、関係があるんですか?
夜に襲われるなんてことは一応想定しています。
そこまで俺達は弱くないですよ」
将雅が少し苛立ったように言った言葉に周りのみんなも頷いた。
それはそうでしょうね。
彼等を信じていないような言い方をしたのだから。
でも、決して信じていないわけではないの。
「再婚した…と言っていたでしょう?」
将雅「はい…」
「再婚相手がもし、よくない人だったら?」