闇の向こう側で~あなたの進む道~




慎side




龍の指示で俺達は幹部室に集まった。

美海を除いての会議なんて久しぶりだ。



龍「隼人、相手は誰なんだ」



龍はいつもの総長専用のソファに座って隼人に尋ねた。



そう、再婚相手くらい普通に言えばいいのだ。

なのに隼人は言うのを躊躇った。


一般の男ではないことくらい容易く予想はつく。

組の関係者でも、みんなの前では言うだろう。


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