闇の向こう側で~あなたの進む道~



美海side



遅いわね……。

何かあったのかしら?



将雅「美海さん、どうかしました?」


「…っ。大丈夫よ、ありがとう」


瑠樹「さて、みんな!

自分の身を守ることと同時に美海さんも守らなくちゃいけねぇ。

分かってるな!」



みんなはもちろんっ!というように大きく頷いた。



幸せものね、私は。

こんなに思ってもらえるんだもの。

瑠樹が話してるのに何にも聞こえない。

ただ、幸せを噛み締めてた。






将雅「みなさん!」


将雅の視線の先には険しい顔をした幹部のみんながいた。



龍「待たせたな、話の続きをする。


篠崎悠の再婚相手は組のやつだ。

まだ特定出来てないが検討がついたらみんなに知らせる。


一人での行動は絶対にするな。

自分の身を第一に考えろ。

いいな」



『はいっ!!』
< 22 / 129 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop