闇の向こう側で~あなたの進む道~
そんなことがあったのね。
あまり気にしないようにしていたけど、おかしいと思ってた。
なぜ、龍達より上の人が一人も居ないのか、
先代の代のみなさんはどこにいるのか、と。
「そうだったのね……。
瑠樹、話してくれてありがとう」
瑠樹「い、いえ……」
「さぁ、もう終わったわ。ゆっくり休むのよ?」
瑠樹「はい!」
私は急いで幹部室に向かった。
早くしないと、紫音が寝てしまうもの。