闇の向こう側で~あなたの進む道~



慎「海、誰も悔しくないわけない。

美海が誘拐された。

俺だって自分に腹立ってんだ」



慎の拳が震えて、爪が手に食い込んでる。


そうだ。


誰も悔しくないわけない。


姫を守り、チームを守るのが光龍。



それなのに……っ。



「ごめん……」

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