闇の向こう側で~あなたの進む道~


「りゅーうー!!!」



紫音の声っ。



「遅いぞ!」




バイクを路地裏に停めて走ってくるみんな。


その顔は汗だくで

必死に探し回ったことが伺える。


みんなの目は冷めきっていて、冷酷だ。


こいつらが仲間で

ほんとによかったと思う。



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