あたしと彼は添い寝ふれんど。

声のする方へ勢いよく振り向く。


「結依ちゃ~ん一緒に帰ろうよ」


誰、この明らかにチャラい人。
でもこの人……顔のパーツはそこそこいい。


「誰だかわかりませんけど、あたし急いでるよで」


嘘…。急いでなんかない。
けどこうゆう人はこういって適当にあしらった方がいいの。



「え?結依ちゃん俺らの事知らないの?」


俺……ら?

他に誰かいるの?



「おい琉星待てよ」

「お~咲斗!実は結依ちゃんも偶然会ってさ~」


咲斗?


チャラい人の後ろからだるそうに来た男。


この人も顔整ってる。ここまで整ってる人っているんだ。

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