あたしと彼は添い寝ふれんど。

「……たしかその頃からだったよ。
ビッチって噂が出始めたのは…」

「じゃあ結依ちゃんが変わったのって小6の後期から中2の夏のあいだってこと?」

「……まぁ。でも、詮索はするなよ」

「は?なんでだよ~。咲斗知りたくね~のか?自分の好きな女がなんで変わったのか」


……そりゃ、知りたくないって言ったら嘘になるけど……………って、




「はっ!?」

「え、だって咲斗好きなんだろ?結依ちゃんの事」

「……琉星何いってんだよ」

「咲斗顔に出やすいからすぐわかっちまったよ~!へぇ~咲斗が結依ちゃんをね~」




さいっあくだ。
よりによって琉星に。


だけどそれは嘘なんかじゃなくて本当で、
小学入って物心ついた頃くらいから
気になってたんだよ。

いつも笑顔で、友達想いの彼女に、
気づいたら惹かれてた。


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