あたしと彼は添い寝ふれんど。
はぁ………
小さくため息をついてあたしは重い足取りを教室へ向けた。
ガラガラガラ……
「「……………」」
あたしが教室に入った途端、さっきまでうるさかった教室が静まり返る。
「あはは~なんかこの教室にビッチちゃんがきたんだけど~」
クラスのリーダー格的な女が大きい声をあげた。
それに合わせるように皆が口をそろえる。
「てかビッチちゃん来たら不安で不安でしょーがなくな~い?」
「たしかにー!彼氏、捕られちゃうもんね」
あなたの彼氏なんて、とるわけないじゃん。
「てかビッチちゃんなんで学校きてんの?」
「うんうん、ビッチちゃんが勉強するのはここじゃできないんじゃないのー?」
「保健室でできんじゃん」
ゲラゲラと下品に笑うクラスの子達。