あたしと彼は添い寝ふれんど。


自分でゆうのも変だけど、
あたしは莉緒に多分凄く好かれてる。

幼稚園から一緒ってのもあるし、
大切な親友だし、

もう親友通りこして姉妹みたいなもの。


だから皆、莉緒の前だとあたしに何も言ってこない。
かといって話しかけたりもしない。

そんなあたしは椿 結依(つばきゆい)
身長は下の中あたりで、頭の上でおっきなおだんごをつくって、体型は……そんなによくない。これも下の中あたり。

性格はもともとは明るい方だと思う。
そして、学校1のビッチ女。
あだ名はビッチちゃん。


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「もう皆あり得ない!結依はビッチなんかじゃないっての!」


お昼休みにあたしと莉緒は誰もいない屋上でお弁当を食べてる。


「莉緒、いいって。
ビッチって言われれば、たしかにそうでしょ?」

「はぁ!?結依のどこがビッチなの?
ビッチなんて言葉、結依には合ってない!」


もう、その言葉だけで十分だよ。


「結依、彼氏いたことは?」

「え?莉緒知ってるでしょ?いたことなんてないじゃん」

「結依、キスしたことは?」

「もうどうしたの~?キスなんて、したことないって」

「じゃあ結依、sexしたことは?」

「………ないよ」
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