あたしと彼は添い寝ふれんど。
「莉緒ちゃんおはよ~」
相変わらず莉緒は囲まれていてあたしの席からじゃ莉緒の姿は見えない。
「あれ、莉緒ちゃんどうしたの?」
「……」
「莉緒ちゃん?」
姿は見えないけど、莉緒の声は聞こえない。
いっこうに返事しない莉緒に次第にざわざわしてきた。
莉緒、どうしたんだろ……?
「…ちょっとさ、どいてくれない?」
え?今の、莉緒?
いつもの莉緒とは違うなんトーンか低い声。
「…莉緒、ちゃん?」
「え……どうしたの?」
きっとここにいる誰もが驚きを隠せないだろう。