あたしと彼は添い寝ふれんど。

「じゃああたしは結依とさぼっちゃおっかな~」

いつもの莉緒に戻ったと思ったら莉緒は意地悪そうな笑みをしてあたしの手を握ってきた。

「先生来ちゃう前に早くいこ!」

え?え?

「れっつごー♪」

えぇーーー!?



あたしは今日莉緒と初めてサボりをしました。



ーーーーーーー
ーーー……



「で?なんであなた達がいるの?」


あたしと莉緒は駅前のファミレスに来た。
そしてなぜか黒田くんとチャラい方もついて来た。

多分黒田くんはチャラい方に無理やり連れてこられたと思うけど。


「え~だって莉緒ちゃんと結依ちゃんがさぼるなら俺らも行くべきでしょ~」

「せっかく結依とゆっくり出来ると思ったのに~」

「え~いいじゃんいいじゃん♪
俺は親友の恋の応援をしてるんだから~」


親友の恋の応援?


「おい!余計な事言ってをじゃねーよ」

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