あたしと彼は添い寝ふれんど。
黒田くんはまずケーキを口にした。
「…あまっ」
そりゃそうだよ。だってケーキなんだもん。
むしろ聞きたいよ。甘くないケーキなんてあるの?
「もう冷めてるけどからあげ食べなよ」
え、あたしもケーキでいいのに。
てかこんな朝っぱらから肉なんて……。
あたしは言われるままにして小さめのからあげを口にした。
からあげはまぁからあげの味なんだろうけどあたしにはわからなくて、
ただ冷えきっていて冷たいとゆうことがわかる。
だけど、なんだろう。
美味しくなんてないのに、
冷たいはずなのに、
体がポカポカするんだ。
もっとおかしいのは、
なんであたしは
涙を流してるのだろう。
どんなに辛くても、あの日から
莉緒にも涙を見せなかったのに。
「…あまっ」
そりゃそうだよ。だってケーキなんだもん。
むしろ聞きたいよ。甘くないケーキなんてあるの?
「もう冷めてるけどからあげ食べなよ」
え、あたしもケーキでいいのに。
てかこんな朝っぱらから肉なんて……。
あたしは言われるままにして小さめのからあげを口にした。
からあげはまぁからあげの味なんだろうけどあたしにはわからなくて、
ただ冷えきっていて冷たいとゆうことがわかる。
だけど、なんだろう。
美味しくなんてないのに、
冷たいはずなのに、
体がポカポカするんだ。
もっとおかしいのは、
なんであたしは
涙を流してるのだろう。
どんなに辛くても、あの日から
莉緒にも涙を見せなかったのに。