Obscurité de fille -暗闇の少女-




燈はまだ何かいいたそうな顔をしていた。


『燈?どうした?』

燈「え…あ、うん…。秋がいなくなったら藍鬼はやっていけるのかな…?って思って…。

瑞樹「そうだよな…。
藍鬼は秋の存在で守られていたようなもので…。

その存在がなくなったら…。」

慧「藍鬼終わっちゃうのか?」

慎「そんなのやだよぉー、秋ーっ(泣)」




こいつら何言ってんだ?
俺の存在で守られてた?
藍鬼が終わる?


なに、こいつらの気持ちはその程度なのかよっ⁉︎


『なんで、俺がいなくなるだけで終わるの?
藍鬼は俺の力でここまで来たわけじゃないだろ?

燈、瑞樹、慧、慎、下っ端の奴ら…
1人1人の力でここまできたんだろ?
だったら、俺が欠けるくらいでなくなんねーよ。


藍鬼はそーゆうチームだろ?』



私は、1人1人の顔を見て言った。
燈、瑞樹、慧も慎も今までの顔に戻った…。


不安なのはわかるけど、こいつら4人なら大丈夫っ‼︎
そー思うから私は親の意見をのんだんだからね。


『燈…瑞樹…慧…慎…。
4人には迷惑をかけるっ。それは十分承知。
でも、私はここには来なくてもこのチームのトップだ。

何かあったらちゃんと言え!
すぐに駆けつけるからっ。
絶対にこの場所は無くさせねーよ。』


燈「うんっ。」

瑞樹「迷惑なんて思ってねーよっ。」

慧「卒業まで待ってる。」

慎「毎日電話しちゃうもんっ。笑」

『毎日はちょっと…。苦笑』


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