Obscurité de fille -暗闇の少女-
私が頭を下げた姿を見た下っ端や幹部達は慌てだした。
燈「ちょ、秋っ⁉︎」
下3「総長やめてください。」
下4「俺たちに頭を下げるなんて。」
『でも、私の事情で申し訳ないっ。』
下っ端「総長っ、俺たちは待ってますから。
卒業まで藍鬼を今のまま総長が戻るのを…。」
『ありがとっ、みんなっ(笑)』
俺は、本当に素敵な仲間に囲まれているな…。
今日、改めて実感した…。
あ、私肝心なこと言い忘れてた。
こうゆうところは母親譲りなのかな。
『3年間総長がいないというのは危険がある。
だから、すまないが私がいない間は
燈が総長。瑞樹が副総長だ。』
燈&瑞樹「えーーーーっ⁉︎」
燈「え、そんなの聞いてないっ」
瑞樹「俺にできるわけっ」
『うん、言ってないもん。』
俺の一言で燈と瑞樹の表情が曇った。
なんでこの2人は今自信なさげなんだろう?
燈「私に秋の代わりはできないっ」
瑞樹「俺もだ…。」
私の代わり?
何で最初から「できない」ないなんて言うんだよ。