Obscurité de fille -暗闇の少女-
『何でお前ら2人は何もしていないのに最初からそんなこと言うんだよ。
俺が訳もなくお前らを選ぶと思っているのか?
燈が総長の理由は、
確かに今現在副総長だから、っていうのもある。
だか、それだけじゃない。
藍鬼の奴らはみんなわかってるよな?』
燈以外が頷く。
『燈はみんなに好かれて、信頼されてる。
だから、総長なんだっ。
別に俺の代わりなんてしなくていい。
燈が作る藍鬼でいいんだよ、誰も何も言わねぇよ。
みんなついてく。燈に。』
みんなが燈を見る。
燈の目には涙が溜まっていた。
それだけ不安があるんだろう。でも、俺は信じてる燈ならできるってことを。
燈「ありがと秋、みんなっ。私、
頑張ってみるっ‼︎」