Obscurité de fille -暗闇の少女-

優輝「この階にあるクラスは
1-F、2-F、3-Fなので、飛香さんもいるはずです。
それではお2人を見るので、そしたら入ってきてくださいね?」

『「はーいっ」』

2人で仲良く返事をしてからクラスの様子を覗いてみた。
第一印象、うるさい…。
少しぐらい静かにできねーのかよ、うぜーな。

大樹「秋姉途中から優輝さんの話聞いてなかったよね。」

あれ?ばれてた?
ま、別にいいんだけどな。

大樹「ここクラスには、燗月と同盟を組んでる、
全国No.2の《骸龍 -クリュウ-》の幹部がいるから。」

『はぁー?まじで言ってるの?それっ。
…ま、大丈夫…でしょう。関んなきゃ問題ない。』

とか、適当に言っておいて…どうしよう?絶対バレるやつやんっ‼︎
はぁ、もう、嫌だ…。

でも、しょうがない族ってこと総長ってこととか言わなきゃいいことだもんなっ。


よし、頑張ろ…。

『大樹、優輝こっち見てる。入るよ。』

大樹「あぁ。」

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