Obscurité de fille -暗闇の少女-

大樹「そんなけなら、秋姉が機嫌悪い時に言うなよな。」

本当だよなっ。

鍵ぐらいもってこいっ、って話しだよな。
てか、1211とか中途半端な数だしよ。

賚「僕と烈は、1210だよっ。」

陸「僕と蓮が1213です。」

翼「俺は1212で、大樹は俺と一緒の部屋だぜ。」

??…翼とと大樹が一緒ってことは。
俺は1人部屋ってことか。


よっしゃっ‼︎


大樹「えっ⁉︎俺、秋姉と一緒じゃないのかよ。」

悠「あたりめーだよっ‼︎」

大樹「ちっ…まじかよ…。」

……あれ?俺なんか忘れてねぇか?







『あ、屋上の鍵ちょうだい。

それと、俺、蓮なんだけどぉ?
なにちゃっかり、本名で読んでんだよてめーらっ‼︎

あ"ぁ"?』

悠「屋上の鍵ちょっとまってろ…。



はい、これだっ‼︎




それと、すまんっ‼︎いつもの癖で……。」

大樹「ごめん…。うっかり…。」

よっしゃっ‼︎これでいつでも寝れるっ。
うざい先生の授業受けなくていいってことだなっ。



てかよ、癖ってなんだよ、癖って…。

ま、別に女ってばれてるからいいんだがよ。
それに、こいつら秋って言ってんのに反応してなかったし…。


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