Obscurité de fille -暗闇の少女-

-数分後-

賚「あぁ、美味しかったぁ。」

よかった、美味しいって言ってもらえて。

烈「誰かの手料理食べたの久しぶりだぁ。」

珍しい、女達に作ってもらってんだと思ってた。

玲「うまかった…。」

おぉ、玲からの褒め言葉とか嬉しすぎるっ。

陸「美味しかったです。ありがとうございました。」

陸は微笑みながらだったからちょっと照れる。

翼「あぁ、美味かったな。蓮ありがとな。」

翼も微笑んで言った。この笑顔絶対女共が見たら即惚れるんだろうな…。


『美味しかったなら作った甲斐があったよ。』




…5人は食べ終わったのにまだ俺の部屋にいる。
しかも各自バラバラのことしてる。
こいつら何がしたいんだ?
とか思いながら皿を洗っていると不意に話しかけられた。

翼「そうだった。蓮?」

『ん?なに?』

翼「蓮のこと秋って呼んでもいいか?」

え?やっぱ聞いてたんだ。反応なかったから聞いてなかったものだと
勝手に思い込んでた。



んー、どうしよう?
こんなこと大樹とかに相談する必要ないしな、面倒くさいし…。

『んー、いいよ別に。呼びたいように呼んでくれて。』

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