Obscurité de fille -暗闇の少女-
父「あっ、それと
秋には男装して通ってもらう。
それと、飛鳥の弟や大樹の兄として通うとなると、
家のことはすぐにばれると思うが、
総長、次期組長&副社長ってことはできれば黙っていてほしい。
もしばれそうな時は電話して聞いてくれ。
飛香と大樹は大丈夫そのままで大丈夫だ。
秋には卒業した後大変だから今だけ我慢してくれ。
だから、秋は準備しなくていいからな。」
…まじですか?
男装は普段してるからいいにせよ…。
話しちゃいけないこと多すぎて大変なんだけど…。
はぁ…もっと面倒になったな…。
本当に、行きたくなーーーーーいっ!!
飛香「秋…。
お願い…だからさっ
殺気、しまってくれる…?」
『…殺気?あぁ、ごめん無意識だった。』
やばい、無意識とかどんなけなの私。
しかも、出てた量が半端なかったらしく、
ここにいた全員が固まって、微妙に震えてる。
注意しなきゃな。
家族、族の総長だって言っても
私より強い人なんていないからね。
はぁ…まだまだだな私…。
『あ、今日倉庫行くんだった。んじゃ、行ってくる。』
全員「あ、…行ってらっしゃい」
私はご飯を食べずに急いで家を出た。
愛用のバイクにまたがり、
倉庫まで走らせた。