D.o.t.L~Drag of the Love~
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【聖莉side】
「んもうっ、ほんとここって賑やかすぎだよー」
私はやっとのことついたクラブのVIPルームのソファに飛び込んだ。
「ったく俺が引っ張ってないとすーぐどっかに迷っちゃうだろ」
そういった彼は私の横に腰をおろし、腕を私の肩に回したかと思えばそのまま頭において
いつものごとく、
ぽんっぽんっと
私の頭をそっと触る。
「んぅーごめんねっ。2回も迷子になっちゃって」
──────ごめんね。
──────────逃げて。
私は少し胸がつまる思いで、話のつぎ穂を探す。
「.....あの子どっかで見たことあるんだよね」
「あの子って?」
「ん?ほら!潤くんから大麻買ってたこ!あそこ多分、ちょーエリートの桜鈴高校の制服だったし.....」
「.....あぁ。あいつな」
深い沈黙が、私の思いを浮き彫りにされるようで
────クルシイ。
「なあ、聖莉」
あ、またそうやって、甘い声だして
そんな声出すときは、必ず
隼人は、私の唇を深く激しく
私の身体全てを支配するように、
私を奪ってゆく─────。
【聖莉side】
「んもうっ、ほんとここって賑やかすぎだよー」
私はやっとのことついたクラブのVIPルームのソファに飛び込んだ。
「ったく俺が引っ張ってないとすーぐどっかに迷っちゃうだろ」
そういった彼は私の横に腰をおろし、腕を私の肩に回したかと思えばそのまま頭において
いつものごとく、
ぽんっぽんっと
私の頭をそっと触る。
「んぅーごめんねっ。2回も迷子になっちゃって」
──────ごめんね。
──────────逃げて。
私は少し胸がつまる思いで、話のつぎ穂を探す。
「.....あの子どっかで見たことあるんだよね」
「あの子って?」
「ん?ほら!潤くんから大麻買ってたこ!あそこ多分、ちょーエリートの桜鈴高校の制服だったし.....」
「.....あぁ。あいつな」
深い沈黙が、私の思いを浮き彫りにされるようで
────クルシイ。
「なあ、聖莉」
あ、またそうやって、甘い声だして
そんな声出すときは、必ず
隼人は、私の唇を深く激しく
私の身体全てを支配するように、
私を奪ってゆく─────。