手をさしのべてくれたなら
瑠真side
僕は、今日から圭ちゃんと空ちゃんと一緒に新しい学校に通うんだぁ。
楽しみだったから、朝は圭ちゃんと空ちゃんより早く学校についちゃった!
でも、誰もいないみたいだから、
圭ちゃんと空ちゃんを呼んでこよっかなぁ?
そうと決めたら早く呼びに行かなきゃ!
走り出したて角にさしかかったとき
ドォォン!!
「.......った......」
どうやら女の子にぶつかっちゃったみたい。
その女の子は普通の子とはどこか違かった。
なんていうか......目に色がないって言うか、光を避けて生きてる感じかな?
よくはわからないけど......そんな気がした。
「瑠真?どうしたんだい?ぼーっとして......」
「ううん!さっきの子面白いなぁって思ったんだぁ」
「あぁ、俺達にあんな態度とる子は初めて見たけどね?」