トムとイルカの宝物
しばらくして、
何もしてこなくなったので
顔を出してみることにしました。
「も……もう大丈夫かな?」
トムはまだいました。
「わぁ!!まだいる!!」
イルカはまた怖がりました。
でもトムが困った顔をしているのが気になったのです。
イルカは怖さをガマンして話しかけてみることにしました。
「オ……オイラに何か用?」
幽霊のトムは少し笑顔になります。
「あー良かった!イルカさんが
ずっと逃げてるから、僕はずっと追いかけないといけないのかと思ったよ」
トムは怖い幽霊ではないようです。
イルカはトムの話を聞く事にしました。