桜日記〔完〕
「くくっ。じゃーな、愛♪桜子貰ってく♪」

…へ?

聞き捨てならない言葉が聞こえてきたよ?


貰ってく?へ?…え?

考えているうちに、きぃに抱えられ、来た先は空き教室…。

ん?なぜあたし、ここにいるんだろう…。

「…桜子。やっと、二人きりだ〜!」

―ドキッ

心臓が高鳴る。


『大好き』って叫ぶ。

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