殺人ごっこ
“あたし、凛太郎のことが好きなの”
その言葉を何度か心の中で繰り返す。
その後僕は、泣き続ける幸乃を家まで送り、今に至った。
どうしよう……なんだか、すごい展開になってしまった。
告白されるなんて夢にまでも見ていなかった僕は、動揺しまくりだった。
「でも……気持ちには答えなきゃな」
そう思ったがやはりパソコンには負けてしまった。
やりたい、その気持ちが溢れてずっとチャットの画面のままのパソコンに手を差し伸べた。
あそこのサイトはお気に入りにいれてあるのでリンクするのは簡単だ。
ゆっくりとお気に入りの中に入っている【manslaughter】をクリックした。