ジュリエットじゃ終わんない
告白
ダイエットになるし…
空腹なんか、そのうち慣れると思ってた。
だけどまだまだ成長期。
慣れるどころか耐えらんなくなって…
バァちゃんにまたお弁当を頼んで、
ホールのベンチでひっそりとぼっちゴハン。
そんで昼休みで人が増える前に退散。
そして今日もそのハズが…
「一緒いい?」
から揚げを食べよーとして、口をあんぐりなまま、固まった。
チラと、目の前に視線だけ向けると…
その声のとーり、柊也で。
ぼっちが恥ずくて!
でもその誘いが嬉しくて!
だけど戸惑う…
穂花に申し訳ない気がして。
だからって、この気持ちは譲れない!
とりあ口を閉じて頷くと、柊也は隣に座って…
豊田も一緒みたいで、後ろの背中合わせのベンチで…
返事も聞かずに、もー食べてるしっ!
呆れたよーな目を向けると…
「んー?
あ、昨日さー、遅くパン買いに来たら深紅ちゃん見かけてさー。
で、野上の提案でー」
聞いてもないけど、この状況の嬉しいウラ話!