ジュリエットじゃ終わんない
伝えた気持ちはいつだって、
伝わらないだけじゃなく…
ー俺は嫌いー
逆効果。
結局、言葉にするだけムダだった。
あの日。
透明な、あたしってゆー世界で…
柊也に受け止められた悲しみは、その色を認識されて…
本当の孤独から解放された気がしたのに。
結局、こーやって心を切り離すくらいなら…
ほっといてくれた方がマシだったよ!
ね…
あたしが可哀想だったから?
中途半端な優しさは、よけー残酷だよ…
いつのまにか膨らんでた期待は、
破裂の衝撃を激しくして…
すべてが嫌んなる。
てか別にヘーキだし…
ただリセットされただけ。
もともと、誰からも必要とされない…
カスい存在だったじゃん。
それにあたしも…
誰も要らない。
全部消したい。
拒むよーに、
掻き消すよーに、
爆音に身を投じた。