ジュリエットじゃ終わんない
「いたいた!岸田、大変だ!」
そこに突然、慌ててやって来た担任。
なぜか胸さわぎで、次の言葉を待つと…
「すぐ帰りなさい!
お爺さんが、亡くなったらしい」
ーー瞬間 頭が、真っ白になった。
ガシャーン!
膝に乗っけてたお弁当を落としたのも分からず、走り出した。
嘘だ…
嘘だよね、ジィちゃん…!
だって昨日、あんな嬉しそーに!
*
*
「ありがとう…
ありがとうなぁ、深紅」
「大げさだよ!貰いもんなのに」
「いや。
お前が頑張った証を、じいちゃんの為にと思ってくれた事が嬉しいのだ」
「ジィちゃん…
いつもありがと、ね…」
ジィちゃんは、すごくすごく優しい顔で…
「わしは幸せもんだなぁ」って呟いた。
*
*
なんで、
なんでよっ…
嫌だよジィちゃん!!
ーーーーお願い!!!
そこに突然、慌ててやって来た担任。
なぜか胸さわぎで、次の言葉を待つと…
「すぐ帰りなさい!
お爺さんが、亡くなったらしい」
ーー瞬間 頭が、真っ白になった。
ガシャーン!
膝に乗っけてたお弁当を落としたのも分からず、走り出した。
嘘だ…
嘘だよね、ジィちゃん…!
だって昨日、あんな嬉しそーに!
*
*
「ありがとう…
ありがとうなぁ、深紅」
「大げさだよ!貰いもんなのに」
「いや。
お前が頑張った証を、じいちゃんの為にと思ってくれた事が嬉しいのだ」
「ジィちゃん…
いつもありがと、ね…」
ジィちゃんは、すごくすごく優しい顔で…
「わしは幸せもんだなぁ」って呟いた。
*
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なんで、
なんでよっ…
嫌だよジィちゃん!!
ーーーーお願い!!!