ジュリエットじゃ終わんない

「パンケーキうまっ!

ん〜ッ!生クリーム、サイコ〜!
ね、柊也のチョコがけもひとくちちょーだいっ?」


「いーけど…、付いてるっ…」

笑いをガマンしながらも、優しい瞳をして…

あたしの鼻先を拭う。



もう心臓までハシャぎまくってて、ヤバいんだけど!



まぁ、お互い自クラの当番とか…
穂花の手前とか…

ずっと一緒ってワケじゃないけど。


それでも柊也ファンに、彼女です!って知らせるには十分で。

噂は一気に広まって…


とりあ、ひと安心。















あとは繋がった心が、どーかこのまま…
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