ジュリエットじゃ終わんない


伝えた気持ちはいつだって、
伝わらないだけじゃなく…


けなされて、
切り捨てられて、

脅される。




本音なんて、
心の叫びなんて、

言葉にするだけムダなんだよ。


いつだって逆効果。




親すらわかってくれないのに…

誰がわかるっての?






そんな冷めた気持ちで、
人と関わって来たクセに…



それでもまだ、
わかってほしいって、心ん中で叫んでる。



だけどさ…


それにフタして、知らんぷりしとかなきゃ…

もう、自分を保てそうにないんだよ。










なのに、なんでかな?


柊也くんの前だと素直になれる。




それはきっと、好きだから。

も、そーだけど…






キミに、楽しかった頃を重ねて…

戻れるんじゃ?って、夢見てんのかな…


< 51 / 297 >

この作品をシェア

pagetop