女子高生ヒーロー、IN幕末なり。
那月くんには、肉じゃがを任せている。
なかなか手際がよろしい彼は、早々と用意を終えたんだ…けど。
「じゃがいもは自分に切らせてくれ」と颯が名乗りを上げまして……。
「一口くらいの大きさで」と言って任せた結果……もはや原形をとどめない木っ端微塵になって返ってきたじゃがいもちゃん。
煮込んだ途端、即消え去ると思われる。
これじゃあ、肉じゃがじゃなくてただの「肉」だ。
「那月、すみません……私としたことが、切りすぎてしまいました……」
皿に盛られた木っ端微塵になってしまったじゃがいもちゃんを見た那月くんの引きつった顔は、しばらく忘れられそうにない。
「……切りすぎたとかの次元じゃないね……。まぁ、食べられるんだし、いいと思うけど。…如月隊長、どうですかね?」
「味は確かなはずだから、別にいいんじゃない?食べちゃえば一緒だよ」
「ですよね!よしっ。そうと決まれば早速入れちゃおーっと♪♪」
細かなじゃがいもを、一気に鍋に投入。
あ、じゃがいもが小さくなっていってる……。
「肉」になるのは、そう遅くなさそうだ。
なかなか手際がよろしい彼は、早々と用意を終えたんだ…けど。
「じゃがいもは自分に切らせてくれ」と颯が名乗りを上げまして……。
「一口くらいの大きさで」と言って任せた結果……もはや原形をとどめない木っ端微塵になって返ってきたじゃがいもちゃん。
煮込んだ途端、即消え去ると思われる。
これじゃあ、肉じゃがじゃなくてただの「肉」だ。
「那月、すみません……私としたことが、切りすぎてしまいました……」
皿に盛られた木っ端微塵になってしまったじゃがいもちゃんを見た那月くんの引きつった顔は、しばらく忘れられそうにない。
「……切りすぎたとかの次元じゃないね……。まぁ、食べられるんだし、いいと思うけど。…如月隊長、どうですかね?」
「味は確かなはずだから、別にいいんじゃない?食べちゃえば一緒だよ」
「ですよね!よしっ。そうと決まれば早速入れちゃおーっと♪♪」
細かなじゃがいもを、一気に鍋に投入。
あ、じゃがいもが小さくなっていってる……。
「肉」になるのは、そう遅くなさそうだ。