女子高生ヒーロー、IN幕末なり。
「隊士はみんな起きてやる気満々だよ。」

「え……」

呆然としてるあたしをよそに、那月くんと颯が入ってきた。

あたしの部屋にどんどん人が増えてくる……。
というか、なに普通にレディの部屋に入ってきちゃってるの?

みんなしてマナーがなってないね!こんにゃろー!

「如月隊長!おはようございますっ!稽古よろしくお願いします!」

朝からエネルギッシュな那月くん。
元気なのはいい事だけど、、ちょーっと頭に響くかなぁー……。

「いつまで寝ているんです?早く支度済ませて稽古つけていただきたいのですが。他の隊士はすでに稽古場に集まっています。」

颯は……。落ち着いたトーンで、頭には優しいけども。言葉遣いはあまりよろしくないね。
「隊長」とは呼んでるけど、まず絶対敬ってないよね。うん。

というかみんな早起き過ぎやしないかい?今が何時だか知らないけど。

「はーいはい。起きますよーだ!那月くん、颯、おはよう!早く稽古場行くよ!」

「「はい!」」

2人の息はピッタリだった。(結論)

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